一児のママであり、ヨガとピラティスのインストラクターでもあるshiori先生。
内面を感じ、メンタルを整える事ができるヨガと、解剖学的に身体からしっかりアプローチできるピラティス、両方を学びながら日々レッスンをしています。
元々はダンサーでパフォーマーだったそう。
身体や心を様々な面から見てきた彼女だから、バランスを取ることを大切にし、常に「なりたい自分」でありながら生きています。
常に「なりたい自分」であること。
それは、自分の内面を知り、そこから見える周りのサインや流れを感じ取る感性に従っているからではないかと感じます。
そんなshiori先生はどんな人なんでしょうか?
中野がお話を伺ってきました!
すっと入ってきたヨガの精神
中野:
ではまず…早速、ヨガの話を聞こうかな。
ヨガとピラティスだったらヨガが先ですもんね?
shiori:
そうです。
中野:
ヨガを始めたきっかけってなんですか?
shiori:
ヨガをはじめたきっかけは…
私、歩けないぐらい腰が悪くて。車いす使ってたぐらい…
中野:
マジですか?
shiori:
はい、結構ひどかったんです。
中野:
それは何かしてて?事故とかではなくて?
shiori:
ダンスをしてました。
ダンスをしてたけど、産後かな?産後に骨盤のケアをしてなくて…
たぶん歪んだままだったので、キたんじゃないかと今は思うんですけど…
中野:
目に見えてわかる感じやったんですか?
shiori:
んーーすごかったですよー。
腰が立たへんから無理矢理に立とうとすると脚がXO脚になる(笑)
中野:
えーーーー(笑)
まじですか!
shiori:
そうです、そうです(笑)
もうほんまに腰が立たへんから歩かれへんし。
なんだろ?5分歩いて休んで、5分歩いて休んで、ほんまにおばあちゃんみたいな。
あ!おばあちゃんってこんな感じか…みたいな実体験はほんまにしました。
中野:
別に今より太ってたとかそんなんじゃないんでしょ?
shiori:
そうですね。
オーバーワークかな?たぶん骨盤歪んでて、そのままダンスして…それが結構パワー系だったからまぁキたんでしょうねー。
そんな状態やから朝も起きられへんくて、動かへんからほんでちょっとまずいなってなって…
いろんな病院行きましたけど痛み止め出されるか、行って治してもらっても一時的な感じで、結局ダンスもやめて静養しないとあかんくて、、、失禁までしてたので。
中野:
あー相当ですね。。。
shiori:
ほんで30歳手前やし、ちょっと落ち着こうと思って全部やめたんです。
けど1年ぐらいしてきたらやっぱり身体がなまってなまって。
中野:
腰はましになってたんですか?
shiori:
腰は大分ましだったのかな?そんなに症状はでなかったかも。今思うと。
けど、なまってなまってそれが嫌で、ヨガの知識もなにもないけど、これはヨガかなぁ?って思って行ってみたら感動して。
身体っていうより精神に感動した感じです。
中野:
変わりました?
shiori:
変わった、変わった。
変わったというかもともとスピリチュアル系が好きで、そのなんだろ?なんていったらいいかな…
身体よりも心の方を大事にする感じとか、見えない神秘的なところを大事にするのがすごく感動したというか衝撃受けたというか。
中野:
あれですか?
ダンスの世界にはない思想みたいな感じですか?
shiori:
そうです。そうです。けど、すっごいすんなり入ってきたんです。
んーー、これだ!って思いました。
中野:
イメージ的にはダンスとか、こうーオーバーワークしはる人は、ヨガって温いなって思っちゃうんじゃないかって、イメージね。
そんな感じはなかったんですか?
shiori:
そんな感じはなかったかな?
全く違うものだったけど、なんせ身体よりもそっちに感動したので。精神に。
気付いたら先生に
中野:
なるほどね。
じゃーよりハマったって感じなんですね。
そこから、まずは趣味で始めてすぐ先生なろうってなりました?
shiori:
実は先生になろうと思ってなったんじゃなくて、ヨガを知りたかったんですよ。
深めるためには資格取るしかないんだろうと思って。
で、これはサインだなって思ったんですけど、行ってたスタジオにスクールがなかったのに、私やりたいなって思った時にスクールが始まったんですよね。
中野:
へー。
shiori:
やれってことだなって思って(笑)
1年後ぐらいで考えてたんですけど、もっともっとレッスンに行ってからって考えてたんですけど、これはやれってことだなっと思って1期生でそのスクールに入りました。
中野:
そこで深めてよりハマったて感じですか?
shiori:
深めて、忘れたくなかったから友達とかに個人的にレッスンしてたら、まぁありがたいことにこんなレッスンあるよとか紹介をしてもらったりをして…
気付いたら先生になってました。
中野:
あ、いいですねぇ!
やっぱり、流れに乗ったところは大きいですね。
で、そこから今はピラティスもされてますよね?
shiori:
ピラティスは、ヨガの先生をしていく中で解剖学を勉強していくことも可能だけど、身体の方がニーズが高いから、ピラティスは勉強しておくべきだなって思って始めました。
中野:
ヨガとピラティスを、もともと自分の腰が悪くて始めたじゃないですか。
で、ヨガでは精神的な面とかココロ的に感銘を受けてってのはあると思うんですけど、身体的にこんなん変わったなぁみたいなんあります?
shiori:
身体的に…。
腰は大分…痛い時もあるけど、わかるようになりましたね。
対処ができるようになりました。それはすごい大きいです。
中野:
やっぱり姿勢ですかね?姿勢とかも関係してくるんですかね?
shiori:
原因が分かって腰痛持ちの生徒さんとか対応できるようになりましたね。
深く落とし込むレッスン
中野:
それ強みですよねー。
なるほど。なるほど。
そこからインストラクターになられた訳ですが、苦労みたいなのありました?
あ、全然なかったらないでいいですよ(笑)
shiori:
あ、苦労を苦労と感じてないかもです(笑)
けど、葛藤はめっちゃありました。
これ先生としてあんま言わない方がいいのかもしれないですけど…。
でもヨガを始めてすぐ先生になったから、やっぱりいろんな流派などを受けたり沢山勉強してから深めるべきだったなって今は思います。
今はめちゃめちゃ思います。
今は時間がなかったりだとか、知識と仕事量が追いついてないことに葛藤してますね。
中野:
皆さんあるでしょうね。
学びたい欲と今の現状とのバランスが乱れがちになりますよね。
それでは、腰痛とかいろいろ悩み抱えてるお客さん沢山いらっしゃると思うんですけど、どんな想いでレッスンしていますか?
shiori:
今一番思っているのは、落とし込んでほしいって事かな。
少なくても週1ペースとかでレッスンに来ても、変わる感覚はよっぽどじゃないと実感できない。だから1時間で深く落とし込んでほしい。
じゃないと変わったって実感はそんなにないんじゃないかなって思うから、落とし込めるようなレッスンをしてるつもりです。
だからすごい細かくなりますけど。言ってることが。
中野:
もっと言いたくなるみたいな?
shiori:
そうです。そうです。
この時はこうじゃないとか。あと、電車に乗ってるときはーとか、テレビを見てるときはーとか。
ちょっとした時間でも意識できるように言ってるつもりだけど、言いすぎかなって思います。(笑)
中野:
想いが溢れすぎる(笑)
いいですねぇ。いいですね。
そしたらちょっと話題を変えて、休みの日とかは何をしていますか?
shiori:
休みの日は好きな事しかしてないです(笑)
けど、普段から好きな事しかしてないですね(笑)
ヨガも好きやし。
中野:
休みの日もヨガもしますか?
shiori:
そうですね。セミナー行ったりとか。
勉強のためだけじゃないけど、自分のためにも、やっぱインストラクションしてヨガをするのと、無言でヨガをするのとかと、誘導されてするのとはまた別で全然違うので。
だから興味のあるスタジオにドロップインで行ったりもします。
中野:
なるほどなるほど。
shiori:
あとは子供と遊んだり。
中野:
どんなことして遊ぶんですか?
shiori:
アスレチックとかですかねー。
やっぱ遊んでほしいですよね。
中野:
男の子ですよね?
shiori:
そうです。
中野:
ヨガやったりします?
shiori:
ヨガはやったりはします。
寝る前にやったりとかするけど、太陽礼拝ぐらいしかしないです。
中野:
太陽礼拝!!出来るんですね!!(笑)
すごい!
shiori:
(笑)
アクロヨガとかしたいですけどねー。
バランスよく理想の自分でありたい
中野:
なるほどねなるほどね。
最後に、あなたがなりたいあなたとは何か教えてもらえますか?
shiori:
子供にも、ママは将来何になりたいの?って言われたことがあるんですけど、私よくよく考えるとなりたい自分になってるんですよ。
めっちゃ嫌なやつやけど(笑)
中野:
(笑)
けどそれめちゃめちゃいいことですよね!
だから思い浮かばへんみたいな感じですね。
shiori:
基本的になりたい自分になろうと思って生きてるから。
ま、ありますけどね。すごい反省点も。
けどトータルで考えたらなりたい自分にはなれてます。
中野:
今後はどうして行きたいなみたいなのはありますか?
shiori:
理想の自分であり続けたいなって思いますね。
例えば、今ちょっと理想の自分とかけ離れてるなぁとかそういうなんだろ、ネガティブ感情。
あ、私もともとめちゃくちゃネガティブやったんですよ。
中野:
えーー!!
shiori:
ものすごいネガティブだったんです。
だから、やっぱりそういう部分とかもでてくるし、それが悪いわけじゃないんですけど。
陰と陽を持っていていいんですけど、バランスよく生きていけたらなって思います。
中野:
バランスよく…いい言葉ですね。
ありがとうございました!