学生時代から青春を研究し続ける嶋本が、”この人青春しているな”っと感じた人にインタビューをしに行く企画。

青春研究会(略してあおけん)。
日々楽しく、面白く。キラキラしている人たちは何を感じて、何を思っているのでしょう
みなさんの生活の何かのヒントになれば幸いです。

今回は ”福岡で活躍するカメラアイテムを販売する社長。エンゾーさん” の2話目です。
何かになろう!と頑張っているけど、なんかうまくいかない
そんな人に読んでみてほしい内容です。

 

 

 境界線をぼやけさせる


エンゾーさんが最近作った商品はどんなものですか?

 


財布とかキーケースとかキーホルダーとか。そんなものですね。
今作っているのはバッグです。
それももうすぐ出ます。

 


カメラバッグではなくて?

 


カメラバッグとしてももちろん使えます。
ただこれもやっぱり同じことなんで、カメラが日常の中に溶け込んでしまうバッグっていうことです。
だからカメラを入れても入れてなくても普通に使えて、でもきちっと普通のバッグに放り込むより安心してカメラが入れられる。
且つ他の物の邪魔もしない。
だから日常と撮影というものの境界線を限りなくあいまいにしたい

 


うんうん、境目をあいまいにするっていいですよね。

境目をぼやけさせるってすごくいいなぁと思っていて、このスタジオもキッズスペースに柵とかつくらないんです。
散らかるんですけど、そっちの方が日常っぽいなぁと思って。
なんか境目がない方がぼやけるなぁって思ってる。

みんなパキっとし過ぎというか、答えを求めるというか
答えを求めると正解不正解ができて、これは間違えているんじゃないか?て悩んでしまう

けど世の中ってほとんど正解がなくて、自分なりの答えを見つけることが僕はいいなぁと思っているんです。

 


僕がカラダの運用法の話とかいろいろなところで調べていた時に、面白いことを言っている人がいたんですよ。
身体の動かし方とか、技とかいうのを普通の人は道場やジムに行って習うものだって思っているけど、例えば魚が毎日泳ぐことをトレーニングだと思って泳いでいるだろうかって話になって、そんなわけないよねって。
それが魚にとっての日常だよねって。

でもはたから見ると、流れに逆らって常に上流に向かって泳ぎ続けているって、とんでもなく負荷の高い運動なんだけど、魚は少しも運動なんて思っていない。

だから、実は人間がカラダを運用する方法とかを実際の生活の中にやるってのは、道場だけでやるとかジムだけでやるとかではなくて、日常の中で「気づいたらやっていた」みたいな状態にするのがほんとは良いんじゃないかって。

 


日常になるっていうのがさっきのカメラに通じるものがありますよね。(1話目参照)

 


日常にしちゃった人が最終的にはすごいんじゃないかって。

 


身体の構造としても、意識したトレーニングと、無意識のトレーニングはちょっと別なんです。

意識してトレーニングしている時は意識している脳と神経を使っている。
無意識の時は無意識の脳と神経を使っている。
だからスタジオでトレーニングするってことは意識しちゃってるんです。その時点で。
例えば「腹筋に力を入れて腹筋運動をしましょう」とか、「そこどこがぶれているから腹筋に力をいれましょう」って言った瞬間に腹筋にパッと意識が行ってしまうんですよね。

だから意識したときに育ったものっていうのは、スマホを見ているような無意識の状態になった時に姿勢が崩れたりするんですね。

 


へー!

 


ていうのが意識と無意識のスイッチが入れ替わってしまうんです。
となると、普段姿勢を正しくしようってなったら無意識な方のトレーニングをしないといけなくなるんですよ。意識しないっていう。
そういうトレーニング方法もあるんですけど、手っ取り早いのは無意識でトレーニングするっていうこと。

お家で子供とハイハイの競争をするとか、子供と一緒に遊ぶってことも、知らない間に股関節を動かしていたりとか、ハイハイは肩甲骨の周りの筋肉の安定につながっていたりするので、そうゆうことをやっていると背骨は猫背と反対方向に伸展していくので、知らない間に猫背が改善してたってことがあるんです。

だから僕は日常にこのトレーニングを溶け込ますことは大事やなぁって思っていて。
それは子供と公園行って雲梯するとか、滑り台登ったり下りたりするってことも重要になる。

 


うちの86歳になる母がいるんですけど、まったく背中が曲がる気配がないんですよ。
なんでだろって考えたんです。

 


あ、あの明太子屋さんの?

 


そうですそうです、明太子屋さんやってましたね。
実は長いこと店頭に立っていて、相当販売の実績があったんです。
他業種がわざわざ店頭に見に来るぐらいすごかったらしいんですよ。

で、そん時にどうやってそんなに次から次にお客さんに売れるんですかって話になった時にわかったのが、目の前に来たお客さんを呼び込もうとしていないって事なんです。

 


へー!

 


すごく遠くにポツンとお客さんが見えたときに、お店からそのお客さんをずっと見てるんです。
で、それから数十メートル歩く間に、そのお客さんが何を考えている人なのかを洞察して、お客さんの目的をその間に考える。

 


うんうん。

 


そのお客さんはスルーしていいお客さん、この客さんは何か目で探している、このお客さんは今時間がないとか。
そういうものを的確につかんでそのお客さんに合わせた接客をする、声のかけ方をする。
ちょっと目を泳がせて探しているお客さんに、最初にアイキャッチで視線を合わせてから丁寧にお辞儀をすると、勝手にお客さんは寄ってくる。
だから呼び込みってしたことないんですよ。

 


へー!

 


その時に遠くのお客さんから自分は見られているって意識をもって、少しでもちゃんとしておかないと、背が低かったんで、遠くが見えないんですね。
だから必然的姿勢が良くなっていたんですね。
それを何十年もやってたんで体幹がめちゃしっかりしている。
ぜんぜん未だにブレがない。

だから良くシェアハウスとかでも姿勢が良すぎるって驚かれるって。
だから染みついているんです。
姿勢を良くしようとしてしてたっていうよりかは、お客さんとの接し方を自分で模索するうちに姿勢が良くなったていう。

 


それって心からくる感じがしますよね。

 


そんなこともあるんだなぁ実際って。

 


それこそやり方じゃなくて在り方というか。

 


そーですね。

 


技術じゃないですね。

 


なんかいろんな売り場で記録を作ったらしいんです。

 


それだけ観察するってことは大事なんですね。

 


そうなんでしょうねー。
福岡空港での場店での累積当たりの売り上げでも、たぶん未だにその記録は抜かれていない。

 


もう抜けないんじゃないですか?(笑)
すごいなぁー。

 


僕が商売好きなのはそういう血を引いているからかもしれない(笑)

 

今回の青春先輩
魚住謙介(エンゾーさん)
1972年福岡生まれ

トヨタ系列の勤務した後、家業明太子販売店 「有限会社魚住」に入社。
2003年  カメラとレンズのブログ「私が間違っておりました。」を開設。
2009年  ブログ人気をきっかけに
Photo Life Laboratory ULYSSESを開設。
2013年  クラウドファンディングによりプロダクト系の当時最高額の資金を集める。
2015年  水産事業部を閉鎖し、カメラ事業部に統合。
2018年  1号店をオープン。社名を「有限会社CACICA」に変更。


主な取扱店  ヨドバシカメラ 蔦屋書店代官山T-Site SONYストア ほか

 


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