プロフィール・経歴
資格:ユカリズムヨガインストラクター第9期修了
ヨガニードラTTC 修了・リストラティブヨガTT修了・シニアヨガTT修了
耳つぼアドバンスマイスター
経歴:企業の専属ヨガインストラクターとして年間1000人指導
ヨガインストラクターベーシック養成講座の講師
耳つぼセラピストとして現在200人施術しています
ヨガ・ピラティスを始めたきっかけは?
もともと身体を動かすことが苦手で、どちらかといえばぽっちゃり体型。
歳を重ねるごとに、身体の歪みや肩こりに悩んでいた時、偶然ヨガスタジオを見つけて体験へ!
体験後は本当に気持ちよくて、身体を動かすことってこうゆう事なんだ!と感動したんです。
それが今の私の原点です。
ヨガ・ピラティスを始めて変わったこと
ヨガを続けて変わったことはまず身体です!
生徒さんからは「先生は痩せててうらやましい」なんてよく言われますが、はっきりと言います!
「私はぽっちゃりさんで、ひどい猫背だったんですよ」ってね。
自分の身体と向き合って、自分の弱点も素直に受け入れる事を知りました。
そうすると自分でもびっくりするぐらいに変わりました。
心境面では集中力がアップしました。
レッスンで心掛けていることは?
生徒さまおひとりおひとりと真剣に向き合って、苦手なことや出来ないことなどをひとつひとつ得意に、出来るように心掛けています。
そして、クラスがひとつの輪になるような、笑いが絶えないクラスづくりも心掛けています。
実際、毎回賑やかです!
あなたにとってヨガとは?
MY LIFE(私の人生)
Kyoko先生にインタビュー
ご自身でヨガスタジオを持ち、ヨガインストラクターの養成もされているkayoko先生。
ヨガとの出会いは単純なものでしたが、ヨガに出会って身体が変わり、どんどんその魅力にハマっていったそうです。
いつもエネルギッシュなkayoko先生はやっぱりパワーヨガが大好き!かと思いきや、今は陰ヨガでゆっくりと自分の軸を見つけていくということにも挑戦しています。
中野がお話を伺いました!
【運動大嫌いでした(笑)】
中野:
ではまずヨガを始めたきっかけからお伺いしますね。
kayoko:
単純なんですが、街を散策してた時にたまたまスタジオのチラシを見つけたんですよ。それを持ち帰ってすぐ電話しました(笑)
中野:
すぐ行動(笑)
もともとヨガは全くされてなかった?
kayoko:
全くしてないです。
全然してないんですけど、ストレッチとか身体を動かす事は好きだったんですよ。
中野:
で、体験行ってどうでした?
kayoko:
もう体験行って、その日に入会しました。入ってました。即です。
中野:
ハマった要因って何ですか?
kayoko:
なんかねもともと運動がすっごい苦手で。
中野:
あっそうなんですか?!
kayoko:
大っ嫌いなんですよ、動くのが。でも、ヨガが終わった時にすっごく身体がすっきりして気持ちよかったってゆうのがあって…。
それがまずハマった要因。あっなんか走らんでいいんだってゆう(笑)。
中野:
しんどくない運動があるんやって感じ?
kayoko:
うん!しんどくないのに心地いい身体のすっきり感ってゆうのが楽しめて、それで入り込んだらどんどん入ってしまって、気が付いたらなんでもやってた。
【まずは“楽しい”がきっかけ】
中野:
そこからどうして先生に?
kayoko:
全くインストラクターになる気はなかったんです(笑)。
そのスタジオさんに生徒として2、3年通ってたら、そこで養成講座が始まってたんです。
オーナーに是非養成講座に入らないかって誘いがあって、最初断ったんですけど…。
中野:
えっ!なんでですか?
kayoko:
いや、まぁ向いてないやろうって。
自分では、ちょっと無理やろうと思って断ったんですけど、熱いエールがあってそれでじゃあ一回受けてみようかなって。
受けて三カ月間は勉強したんですけど、勉強して思ったのは「やっぱりだめだ!」と。
中野:
なんでですか?
kayoko:
ほんとにいろんなことを教えてもらうんですけど、あまりにも無知すぎて「これでは私先生はだめ!なれない!」と思って。
卒業はさしてもらって、すぐにレッスンのお声は頂いたんですが蹴りました。
中野:
先生やりません?みたいなことですか?
kayoko:
うん。そう。
で、「1年待ってください!もう一回独自で勉強します!」って言って。
私、石橋叩く派なんで(笑)。
中野:
(笑)。
kayoko:
で、一年経ってクラスにたまたま空きがあったので、もう一回お声がかかって…。
中野:
その一年間は、生徒さんとしても通い続けてはった?
kayoko:
ずっと通ってました。
ちょっと増やしたんですよ、レッスンの量を。
だから会社かヨガかどっちやねんってゆう(笑)。
中野:
そうなってきますよね(笑)。
kayoko:
もうわけわからん生活になって、周りから何目指してんねんっていわれながら(笑)。
中野:
迷走してると思われてた(笑)。
kayoko:
もう迷走時期ですね(笑)。
歳も歳なだけに周りに「どうしたいの?」っていわれながらも、両方やってました。
じゃあ先生になるんやったら練習しようと思って、ちょっと友達を家に呼んで練習したりとか、実家に帰って近所のおばちゃまたちを集めてちょっとやってみる、そうゆうのをやってたんです。
中野:
友人とか近所のおばちゃんとかにやってみた感じはどうやったんですか?
kayoko:
すごい楽しかったですよ!
楽しいなって思ってきたのがまずインストラクタ-になるきっかけでもあるんですけど、自分の先生に「実際私はそういうインストラクターとしての道を歩んでもやっていけるかな?」って相談をかけた時に、二つ返事で「大丈夫!」と言って頂いたのが、最後の背中を押してくれた要因ですかね。
で、そこでひとつだけレッスン持たしてもらったんですけど、最初はよう失敗しましたね(笑)。
中野:
それは生徒として通ってたスタジオで?
kayoko:
そうです。
中野:
ってことは、隣で一緒にやってた人が生徒になるって事ですよね?
kayoko:
そう!
でもね、そんなに違和感はなかったですね。
知ってる人やし逆にやりやすいってゆうのもあるんで。
中野:
なるほどね。
kayoko:
結構ね、ストイックな方だったんですよ。一生懸命「自分はあの先生みたいになりたい!」ってずっと練習やってた派だったんです。
あ、今は大分さぼってますけど(笑)あの頃はようやってたんですよ。すごく一生懸命だったんで。
【ステップアップしていけば大丈夫】
中野:
そこからレッスンを持ち始めて、レッスンでは何に気を付けたり、こんな想いでやってるとかありますか?
kayoko:
まず、けがをさせないってゆうことは絶対条件なんですけど、やっぱり会員さんがみんなそれぞれ身体のつきかたも違えば、進み具合も違うし、練習量も違えば、年齢差もあると思うんですよ。
で、全部平等にしようと思ったら難しいんですけど、ただ言葉で誘導をするだけではなくて、すぐそこに寄り添っていくとか、ってゆう風にしてあげないと、どんどんみなさんエスカレートしてしまって…。
日本人のまじめさが出ちゃう(笑)。
中野:
(笑)。kayoko先生もやけど(笑)。
kayoko:
ついつい出ちゃう(笑)。
やっぱり周りに気を取られて、見てしまうでしょ?
そしたら隣の人見てしまうとやっぱり自分もあそこまでいかないといけないとか「私できない!」ってゆう劣等感とか、いろいろ入っちゃうんで「そうじゃないよ。」ってゆうのを先生が諭してあげる。
中野:
なるほどねなるほどね。
kayoko:
だから身体が硬いってゆうことが悪いことじゃない。
まずはそこから教えてあげる。
中野:
だいたい来はる人、硬いことが悩みで来る人多いですもんね。
kayoko:
やっぱり硬いからできないと思ってる人には、そんな事ないよってことをまず伝えてあげたい。
で、終わった後に「またこのクラスに来たいな。」って思ってくれるようなクラスづくりもしてます。
中野:
てゆうことは、ちょっとキツくても自分もやれるかなってゆう目標をもって?
kayoko:
何カ月前にはできなかったことが今はできるようになった。
じゃあまた今度はもひとつステップアップして、「ひとつひとつを段階を経てやっていくんだよ。」って事を伝えてあげたい。
私がそうだったんですよ。身体がすごく硬くて苦労した分、それを生徒さんにもひとつひとつ伝えていきたいなぁとは常に思いますね。
【ヨガで身体が変わった】
中野:
そしたら、kayokoさんの中でヨガってどんな存在ですか?
kayoko:
一時迷走してましたけど(笑)、今となっては生きていくためのものですよね。
道しるべというか。
中野:
普段はよくします?家でも。
kayoko:
ほんとは練習しないといけないんですよ。
でも時間がなくてね。
一日ほぼレッスンが埋まってしまってるんです。
それで一週間全部埋まっちゃうと「私ほんまいつ練習すんねん!」てか「いつ休むねん!」って。
中野:
イントラさんあるあるですよね。
kayoko:
そうそう。だから結局自分のメンテが出来なくって、身体壊して月何回か接骨院行ってるってゆうね(笑)
中野:
なるほどね。よくあるあるですね。
休みの日はどちらかというとゆっくりする方ですか?
kayoko:
もうねゆっくりしたい。できたら動かしたくない。
中野:
休みもちゃんとあるんですか?
kayoko:
あのね、あるようでないんです(笑)。
中野:
なんか趣味とかあるんですか?
kayoko:
ヨガやってない頃は海外旅行とかすごい好きやったんですけど、今は時間もなければお金もない(笑)
イントラさんがハワイだとかグアムだとか行ってね、ヨガしてるの超羨ましい(笑)。
でもやっぱり今こうして日本にいて、今ここにいてる生徒さんひとりひとりが大事なので。
中野:
なにか自分の身体で普段気を付けてる事ってありますか。
kayoko:
私ねすごく太りやすいんですよ。
中野:
へー!意外!想像できない!
kayoko:
それがみんな言われるんですけど、それがどうしてもトラウマでそれに戻りたくないてゆう自分がすごくあって。
中野:
ちなみに今より何キロ太ってはったんですか?
kayoko:
10㎏以上は…。
多分ね太りやすいと思います。太らない努力はしてます。
中野:
例えばどんなこと?
kayoko:
もうこれは20年以上は毎日体重計に乗ってます。
自分の中で誤差は上限1㎏まで。それ以上超えたらアウト。
中野:
腰痛とかはもってはったんですか?
kayoko:
ヨガする前はぎっくり腰とか、腰痛はありました。
中野:
今はどうですか?
kayoko:
ない!!
中野:
ですよね(笑)。想像できひん(笑)。
kayoko:
もうそん時は運動大嫌いで、ごろごろしてテレビ見てたい派やったから。
動くなんて考えられないって感じで。
中野:
ヨガして奮い立ったんですね。
kayoko:
たぶんそうですね。ヨガってすごいなぁって。そん時は面白半分でやってただけやったんですけどね。
中野:
考え方が変わったんですか?
kayoko:
身体が変わってきたってのが大きかったです。
中野:
それは体重が減ったとか?
kayoko:
体重が減ったというより筋肉量が増えた。で、締まっていく。
それにもうなんか笑いが止まらんくらい楽しくなってきて(笑)。すごく筋肉フェチなんですよ。
中野:
だからパワーヨガに行ったってことですか?
kayoko:
そうですね。もともと自分の師匠がパワーヨガだったんです。
そっから4.5年やってたんですよね。すごい楽しかったから。
中野:
パワーヨガの方が身体が変わる感じはありますか。
kayoko:
ありますね。すごい代謝があがるし、「あ、逆立ちってできんねや!」って感じですよね。やればできるんやって。
中野:
パワーヨガって運動嫌いの人には結構きつかったりします?
kayoko:
でもね、生徒さんで運動嫌いな人いてはりますけど、パワーヨガを一緒にやりだすとハマっていきはる。わりとハマりやすい。
【バランスを取り錆びない身体を】
中野:
なるほどね。そしたら最後にkayoko先生がなりたい“あなた”とは?
kayoko:
年齢がもう50前なので、このまま錆びない身体を持ち続ける。
中野:
そのためには何かしようみたいなのはあるんですか。
kayoko:
今までパワーヨガの話をしたんですけど、逆の事を取り入れようと思います。
中野:
ということは?おとなしめの?
kayoko:
陰ヨガですね。
この前も陰ヨガのレッスン受けにいってきたんですけど、相当葛藤しました。
先生に「力抜け!」って言われて、「抜けない!」って。どうしても力が入ってしまう。
中野:
動きたいーって感じ?
kayoko:
うん。でもやっぱりこれは自分にとって必要だなぁっていうことがわかりましたね。
中野:
陰ヨガってどんな感じなんですか?
kayoko:
ほんと真逆なんですよ。
キープ時間が長くて、1ポーズで3分から5分ぐらい。
しっかり重力を感じることが大事なのと、あと呼吸を常に意識して安定したポーズをとっていく。で、自分の中心軸を見つけていく。
ってゆうのが陰ヨガなんですけど、陰ヨガってどんどん進化していってるので、一回真剣に勉強してみたいなぁって思いますね。
中野:
新しく学ぶものは止まらないですね。
kayoko:
止まらないですね。やっぱりどんどん吸収していかんとあかんかなって思いますよね。
なんでも自分で欲していくっていう気持ちが大事で、それがなくなると老化が始まると思う。
中野:
あぁお母さんに言お(笑)!ほんで自分にもゆーとこ(笑)!
kayoko:
自分の実年齢は仕方がないんですけど、実年齢には反して錆びない身体を持ち続けていきたいなぁとは思いますね。
中野:
ありがとうございました!