PLAYogaというスタジオと、PLAYogaに来てくださってるみなさんを大切に想ってくれているemi先生。
前々から、そう思っていた感覚が、お話を聞いてはっきりと確信に変わりました。それは、インストラクターという立場にいながら、クラスに来てくださるみなさんと同じ目線に立ち、幸せになるヒントをシェアするという考え方。そのヒントが今はヨガなだけで、もしかしたらヨガでないものが見つかるかも知れない。そうなれば、ヨガでなくていい。emi先生の柔軟で優しい心を知れたインタビューでした。中野がお話を伺いました!!
ヨガはひとつのツール
中野:
そしたら、早速ヨガをはじめたきっかけを教えてください。
emi:
えーっと…昔から身体を動かすことは好きでジムとかに通ったりしてたんですけど、身体を磨くっていうより心に働きかけるものに興味があるなと思って始めたのがきっかけですね。ヨガがそうゆう心に働きかけるものっていうのを何かしら情報誌とか、テレビから聞いて。
中野:
なるほどなるほど。元々身体動かすのが好きで、ヨガをやっていたわけではないってことですか?
emi:
そうですね。
中野:
スポーツクラブで何やってたんですか?
emi:
エアロビクスとか、ダンスもやってました!
中野:
意外!(笑)
emi:
10代のときですよ!
中野:
バリバリですね!
emi:
(笑)
中野:
じゃぁどこでヨガを始めたんですか?
emi:
その時は四天王寺に住んでいたので、家から近い谷町9丁目にあるホットヨガスタジオに行きました。
中野:
初めて受けてみてどうでしたか?
emi:
初めて受けた時は、頭で「ヨガはいいもの」って思いこんでいて、心も身体も健康バランスも整えてもらえるって思っていたんですが、まさにそんな感じやな!って感じでした。
中野:
はーなるほど。
結構ヨガのイントラさんって始めるきっかけのときに、腰痛があったとか聞くんですけど、身体に支障があったとかは?
emi:
身体はめちゃくちゃ固かったですけど、支障はなかったです!
中野:
健康体から入ってって感じ?
emi:
そうですね!私、健康オタクやったんですよ!
身体にいいこととかするの好きで、健康を極めたいみたいな!
中野:
そっちか!(笑)
なるほどね!じゃぁヨガでたどり着いたって感じですか?
emi:
いえ(笑)。まだ途中で、ヨガがゴールでもないかな?ヨガはしつつ、また違う種類のツールに出会えたらそっちに行くと思います。
中野:
今でヨガ何年目ぐらいですか?
emi:
23歳から始めたので、11年です。
中野:
長いですねー。結構イメージ変わってきます?それだけやってると。
emi:
イメージですか!?変わってないですね。
ヨガはすごい奥の深いものだと思いますし、学べば学ぶほどよく分からなくなってきますね(笑)
中野:
じゃぁまだまだまだまだって感覚ですね。
emi:
まだまだまだまだです!
人の役に立つ喜び
中野:
で、そこから先生になろうって思ったのはいつからですか?
emi:
なんかね、ヨガをしようって思ったのと同時に「ヨガのインストラクターになろう!」っていうのを思ったんですよ。
中野:
ふんふんふん。
emi:
そして、ヨガ未経験やったんですけど、全米アライアンス250時間の養成コースに申込んで、そこで勉強していく中で確信していったって感じです。もともと小学校の時から友達に宿題を教えたりとか、誰かに喜んでもらったりする事がすごいうれしくて。その感覚がどっかにあったから、だれかの役に立つ仕事がしたいっていう感覚はあって…。
中野:
なるほどね。もともと教える事にも抵抗はなかった、みたいなことですよね?
emi:
うーん…
中野:
でもない!?
emi:
(笑)。自分が分かっていることを教えるのは好きなんですけど、ヨガという大きいビジョンを伝えるのは、すごい責任が大きいというかプレッシャーはすごくありました。
中野:
なるほどなるほど。
emi:
そこまでヨガを分かっているかと言われたら、まだまだぜんぜんってなりますし、そんな中で自分がヨガを教えてもいいのかな、という抵抗はありましたね。今でもありますね。
中野:
うんうんうん。なるほどねなるほどね。
そうですよね。めっちゃ人前に立ちますもんね。
emi:
もろですよね。(笑)。
ひとりではなく誰かと共に幸せになる
中野:
(笑)。じゃぁ次ねー、お客さんにレッスンしてるときってどうゆう想いでレッスンをしてますか?
emi:
まずは一番モトになるものは「来てくれたお客さまに幸せになってほしい!」っていう想いがあって…、だれもが幸せになりたいって思ってるんと思うんです。そのヒントや気づくきっかけを与えられる人になりたいなって。
私もヨガをして先生からいっぱい幸せになるヒントとか勇気とかきっかけとかなる言葉をもらって今まできてるので、それをみなさんとシェアしていきたいなって思ってます。
中野:
あーなるほどね。
“教える”のではなく、“シェア”するんですね!いい言葉ですね!
emi:
私も常に幸せって何なんだろうって考えますし、まだ探してる途中なので、一緒に探していきましょうって。
中野:
はーはーはーなるほどなるほど。いいですねー。
なんかこう「シェアできてるなぁ」っていうのを掴めた時ってありました?
emi:
うーん、それは、幸せって一人で掴むには限界があって、誰か他者が絶対必要かなって…。だからヨガも一人で勉強して一人で練習するよりも、誰かとシェアしたり、誰かと共に幸せになるのが大事かなというのは、なんとなぁくなんとなぁく掴めました。
中野:
1人ではなかなか?
emi:
うん、限界があると思います!
中野:
来られるお客さんって何かしら悩み持ってはると思うんですけど、身体的な事、メンタル的な事あるじゃないですか?どっちが多いなって感じあります?
emi:
私はメンタル的なところから入ったんですが、来られるお客さまはダイエットしたいとか、運動不足解消や身体の不調を治したいっていう方が多いのかなっていう感じはあります。
中野:
なんかでも「結局それメンタルとつながってるやん。」みたいなところもありますもんね。
emi:
そうですね。外見を気にしすぎたり、外見を整えようとしすぎて、余計に自分を苦しめてるという人もいますからね。
綺麗な身体を手にしたら幸せになれる。とか、腰痛がなおったら幸せになれる。という風に思ってる方が多い気がします。
昔は私もそう思っていたので気持ちはよく分かるんですけどね。
でもヨガを学んでいく内に、外見を磨く美しさより、内面を美しく整えて、内面から出る美しさを大事にっていう事に気づかせてもらいました。
ゆるヨガで穏やかな時間を
中野:
そうですよね。そっち直した方がきれいになるのになってありますよね。確かに確かに。わかるわぁ。その感じ!
そしたらちょっと質問かえますね。休みの日って何してますか?
emi:
休みの日もヨガのクラスを受けに行ってますね。リフレッシュができるんです。ヨガのクラスは1時間とか1時間半なので、クラスが終わった後に友達や家族と会ったりとか、話すこともリフレッシュできるのですごい好きです。
中野:
どんなヨガ受けるんですか?
emi:
アドバンスクラスが好きです。
中野:
なるほどね。ほんま意外ですね!(笑)。
emi:
(笑)。そうですか?
中野:
なんかゆるヨガとかされてるんでそっちかなって。
emi:
ゆるヨガ系は…、苦手分野やったんですよ。
がっつり動く方が好きやったんですけど、最近ゆるヨガの良さがわかってきて。
中野:
どっちかといえば、ゆるーくホールドが長い方が難しいんちゃうかなってイメージ持ってます。ゆるヨガとかめっちゃ難しいんちゃうかなって思います。あ、私全然ヨガとか詳しくないんですけどね(笑)。
emi:
身体が硬いと、ホールドしてるとき違和感や不快感が起こってくるんですけど、柔軟性や筋力がついてくると、あのホールド時間が静かな感じでいられるんです。始めはゆるヨガよりもベーシッククラスで、立ちポーズのアーサナで足腰を鍛えたり柔軟性をつけてからの方が、ゆるヨガの良さがわかってくると思います。
中野:
はぁ~そういうことかぁ。
私ね、集中力全然ないんですよー。ゆるヨガを受けた方がいい?
emi:
もし雑念があったりすると、ホールド時間にいろんなことを考えてしまうと思うので、ゆっくり動くよりも動いた方がいいと思います!
中野:
動いた方がいい!
なるほどなるほど。私そっちやと思ってた。瞑想せな瞑想せなって。最初は動いた方がいいんですね。
emi:
で、いいと思います!
言葉にできないヨガの魅力
中野:
そうか。雑念がなくなってからってことですね。
ここからまとめて行きますね。emiさんにとってヨガってなんですか?
emi:
神聖な力を感じさせてくれるもの。
自分の内側にある力だったり、外側にある力をヨガをして感じれるようになりました。
あんまりうまく言えないのですが…。
中野:
難しいですよねー。言葉にするのって。
emi:
すごく難しいですね。なんか言葉にはできない感覚を感じてるんだと思います。
自分自身を放棄せず、嘘のない自分
中野:
最後いきますね。あなたがなりたいあなたとは?
emi:
自分のことを誇りに思える生き方をしていきたいですね。自分のどこにも嘘がない感じ、行動も言葉も。
って言ったら今嘘ついてるみたいになりますけどね(笑)。今も嘘じゃないですよ!でももっとほんまにそうありたいっていう感覚で。
中野:
うんうん。
emi:
高まっていきたいですね。
中野:
投げ出すことはあんまりしない?
emi:
あんまりないと思います!
中野:
あぁ素晴らしいですねー!
emi:
自分の人生放棄するのは嫌なんです!
中野:
すごいですね。emiさんって一個一個の物事をめっちゃ考えてはりますね。
emi:
考えてないですよ。
中野:
ナチュラルにかんがえてるんでしょうね。常になんか考えてるタイプですか?
emi:
何も考えてない時間はヨガだと思うんです。
中野:
雑念を取り払う時間ですね。なるほどなるほど。
なんかちょっと嫌やなぁって思ったりリフレッシュしたい時はヨガになります?
emi:
今はそうですね。
けど、それとは違うものも見つけたいんですよ。
中野:
違うものかぁ。なるほどね、なるほどね。今後なんか新しいことやっていこうみたいなんありますか?目標みたいなん。
emi:
目標?
中野:
目標っていったらあれかな?興味があること?これやってみたいなぁあります?
emi:
やってみたいこと?うーん…。
中野:
なかったら無いでいいですよ(笑)
emi:
ヨガが合ってると思います。自然の遊びにも興味はあるんですけど、よし!行こうってなるといろいろ調べたり準備が必要じゃないですか。その調べたり、準備する体力がまずないんです。
中野:
なるほどなるほどね。体力しかり、行動力しかり。一人じゃできないし。シェアする人がいりますね!
emi:
(笑)。
中野:
繋がりますね!ありがとうございました!!