【三話目】プレヨガさんと学ぶとヨガ哲学!
頑張りすぎてしまう理由
はじまり
「なぁ…なんかずっとしんどいねん」
「最近忙しいですか?」
「いや、忙しいっていうか…」
「ちゃんとやらなあかんことが多すぎる」
「仕事もちゃんと運動もちゃんと食事もちゃんと」
「全部“ちゃんと”したいねん」
「それは…結構しんどいですね」
「でも頑張らんとあかんやん?」
頑張りすぎも心の癖?
「実はその“頑張りすぎ”も 心のクセです」
「またクセ!?」
「はい。そしてヨガではタパス(努力・規律)という考え方があります」
「それ、余計に頑張れってことやん?」
「それはちょっと違うかもしれませんね😊」
タパスとはヨガにおける「努力」や「継続」を意味する言葉ですが、単に頑張ることを推奨するものではありません。本来の意味は、自分にとって必要なことを無理のない範囲で続けることにあります。つまり、限界を超えて無理をすることではなく、「ちょうどいい強さ」で続けることが大切とされています。この適切な努力が、心と身体の安定につながります。
なぜ頑張りすぎるのか
「でもさ、なんでこんな頑張ってまうんやろ?」
「こんな感じ、ありませんか?」
・ちゃんとしないと不安になる
・サボると罪悪感が出る
・人より遅れるのが怖い
「全部ある…」
「休んでても“これでいいんかな”ってなる」
専門解説|頑張りすぎの正体
頑張りすぎてしまう背景には、不安や不足感があります。何かをしていないと価値がないように感じたり、止まることに対して恐れを感じたりする状態です。この状態では、身体が休んでいても心は休まりません。そのため常に緊張が続き、結果的に疲れが抜けにくくなります。つまり問題は「頑張ること」ではなく、「止まれないこと」にあります。
あるある
「でも休んだらサボってる感じせえへん?」
「なんか“負けた感”あるやん」
「誰と戦ってるんですか?(笑)」
「え…自分?」
「それが一番しんどいやつです」
ヨガ的な考え方
「ヨガではこう考えます。頑張ることも大事。でも“やりすぎない”ことも同じくらい大事」
「バランスってこと?」
「そうですね」
タパスは努力を意味しますが、それは常に強くある必要はありません。むしろ強すぎる努力は、心や身体のバランスを崩す原因になります。ヨガでは、頑張ることと緩めることの両方を大切にします。適度な負荷と適度な休息があることで、安定した状態がつくられます。このバランスが崩れたとき、人は頑張りすぎている状態に陥ります。
具体的な整え方
「じゃあどうしたらええの?」
「シンプルです」
👉 “ちょっと余裕を残す”
「余裕?」
「例えば」
・全部100%じゃなくていい
・今日は70%でもOK
「え、それでいいん?」
常に全力で取り組むことは、一見良いことのように見えますが、長期的には負担になります。人間の身体や神経は、余白があることで回復し、安定します。ヨガではこの余白を非常に重要視します。呼吸にも余裕を持たせ、動きにも余裕を残すことで、心の安定につながります。そのため「少し物足りないくらい」で終えることが、結果的には継続しやすく、良い状態を保つことにつながります。
身体からのアプローチ
「でも気づいたら全力出してまうで?」
「ありますね」
「そんなときは」
・ゆっくり呼吸する
・力を抜く時間を作る
「それならできそう」
力を入れることは意識しやすい一方で、力を抜くことは意外と難しいものです。特に頑張りすぎる人ほど、無意識に力が入り続けています。そのため、意識的にリラックスする時間を作ることが大切です。呼吸をゆっくりするだけでも、神経の緊張は和らぎます。こうした緩める習慣が、頑張りすぎを防ぐ土台になります。
まとめ
「なんか…ちょっと楽な気がする」
「頑張るだけじゃなくて、ゆるめるのも大事ですね」
次回予告
「でもさ…気づいたらずっと考えてまうねん」
「それもヨガで説明できます」
👉 次回
考えすぎてしまう理由とヨガ哲学


